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体脂肪は呼吸して取り入れた酸素で「燃焼」して活動のエネルギーとなる

よく「脂肪燃焼」という言葉を聞きますが、ある意味、なかなか的確な言葉だと思います。

 

もちろん、身体の中で脂肪が炎や熱を上げて燃えているわけではありませんが、
脂肪が呼吸で取り入れた酸素と反応して「酸化する」という意味では燃焼です。
ただ、炎の光や熱の代わりに、人間の活動−身体を動かしたり、考えたり、話したり、消化したり・・・など−のエネルギーとなっているのです。

 

ここでダイエットについて大事なことを一つ言います。
脂肪が酸素と反応して「燃焼」するときは、一つの法則があるのです。

 

それは、人間が酸素1Lを身体に取り入れるとき、脂肪(糖質・タンパク質を含む)が5kcal燃焼するということです。
これは座っているときでも、走っているときでも、寝ているときでも同じです。
何をしようと、この関係は常に一定です。
(ただし、厳密に言うと、酸素1Lで燃焼される脂肪・糖質・タンパク質の比率は身体の状態で変わります。
しかし、合計で酸素1Lにつき5kcalというのは一定です)

 

逆に言うと、体脂肪をどれだけ落とすかというのは、酸素をどれだけ身体に取り入れるのかで決まるということです。

 

運動すると呼吸が荒くなるのは、運動のために大量のエネルギーが必要で、
そのために大量の体脂肪を燃焼させる必要があり、酸素が大量に必要なのです。
だから呼吸が荒くなるのです。

 

基礎代謝が高い人は、じっとしているときでも、基礎代謝が低い人よりも酸素を多く身体に取り入れています。
といってもほんの少し多いだけですが。

 

でも、その状態が24時間続くと、合計では大量の酸素を多く取り入れることになり、
その結果、体脂肪を多く消費するのです。

深呼吸で酸素摂取量が増えるのか?

ここまで書くと、
「酸素を大量に体内に取り入れれば脂肪が多く燃焼するのなら、深呼吸をすればダイエットできるのでは?」
と考える人がいるかもしれません。

 

しかし残念ながら、そうはいかないのです。

 

確かに深呼吸することで、大量の酸素が肺に入るのですが、そこから体内(血液)に吸収されるのは必要な分だけなのです。
いくら深呼吸で大量の酸素を肺に取り入れても、必要な分以外は使われず、そのまま吐き出されるのです。

 

 

 

酸素摂取量を増やす方法

それでは、どうすれば体内に吸収される酸素量を増やすことができるのでしょうか?
方法は2とおりあります。

 

1つ目は身体活動量を増やし、今必要な酸素量を増やすということです。
つまり運動するということです。
ここでのポイントは「ゼイゼイハアハアするようなきつい運動ではなく、そこそこ息が弾む程度の運動をする」ということです。
またいずれ書きたいと思いますが、しんどい運動というのは、思っている以上に酸素摂取量を増やしません。

 

そこそこ息が弾むくらいの運動で、必死で努力して10分も続かない運動(体育の1500m走を思い出してください)の半分くらいの酸素摂取量です。
にもかかわらず、これくらいの強さの運動であれば、その気になれば(そして運動に慣れてくれば)、1時間以上続けることもできます。

 

トータルの酸素摂取量は『1分間の酸素摂取量×運動時間』ですから、全力で頑張るよりも、そこそこ頑張るほうがダイエットには有効なのです。

 

酸素摂取量を増やす2つ目の方法は、基礎代謝量を増やすということです。
これは身体を大きくすることでできます。
といっても、体脂肪で身体を大きくしても、体脂肪はほとんど基礎代謝に関係しないので無意味です。
基礎代謝に一番大きく関係するのは筋肉です。
筋肉をつけることで基礎代謝量を増やすことができます。

 

ただし、筋肉をつけるのは、筋トレを計画的に継続しなければいけないので、即効性はありません。
また、とくに女性の場合は、ほどほどに筋肉がつけば、それ以上はイヤという人がほとんどなので、
(また、女性の身体の特性上、男性ほど筋肉はつかない)
基礎代謝向上によるダイエット効果は、それほど大きな期待はできません。

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