おやつを食べるから太らない?間食でドカ食い防止
ダイエットしようとして、お腹が減っても間食も食べずに我慢しているのに、なぜか体重が増えてしまったということはありませんか?
おやつを食べたくても耐えているのに、夕食の時にお腹が減りすぎて、ついついドカ食いしてしまって後悔・・・ということはありませんか?
特に、朝食を食べない人や、夕食が遅くなってしまう人は、食事と食事との間隔が開きすぎて、過食してしまい、一日の摂取カロリーが多くなってしまうことがあるようです。
食事を摂って20分くらいすると血糖値が上がり、満腹中枢が刺激されます。
しかし、最初の空腹感が強すぎると、満腹中枢が刺激される前にドカ食いしてしまい、結局カロリーオーバーから肥満になってしまうケースが結構あるようです。
さらに、ドカ食いはカロリーオーバーの元になるだけでなく、身体に大きなストレスを与えてしまいます。
血糖値が急激に上がることで、インスリンが大量に分泌され、その結果、血糖値は再び急激に下がります。
食事を始めて短時間の間に血糖値が急上昇・急降下し、大きなストレスになってしまうのです。
やせたいと思って間食を我慢しているのに、むしろ、そのことが食べ過ぎから肥満の原因になってしまう・・・皮肉な話ですね。
そこで「おやつを食べてドカ食いを予防し、過剰なカロリー摂取をなくそう!」という考え方が生まれました。
それが「ヘルシースナッキング」です。
食事と食事との間が長くなる場合、極度に空腹になってしまわないように、軽く間食を摂って、空腹感を減らし、お腹をもたせるという方法です。
注意点としては、おやつと毎食を合計したトータルのカロリーは低く抑えることです。
1日3食であっても、間食を含めて4食であっても、合計のカロリー量が低いほうが良いです。
おやつを3食にプラスしたら、総カロリー摂取量が増えてしまったのでは、元も子もありません!
ここで大事になってくるのが、間食の質です。
- カロリーは低く抑えること
- 空腹感を和らげること
というのがポイントで、その目安として、
- カロリーが200kcalくらいまで
- 食物繊維・タンパク質が多い
- 腹持ちが良い
という点をクリアできれば、ヘルシースナッキングのための間食として理想的です。
コンビニなどで栄養表示をチェックしながら、良いものをいろいろ探すのも楽しいですね。
ただし、袋菓子は避けたほうがいいでしょう。
ついつい食べ過ぎてしまって、気が付くと全部食べ切ってしまった・・・という悲しい事態を防ぐためです。
小分けで食べきりサイズになっているものをおすすめします。
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